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「アフターマス」ザ・ローリング・ストーンズ

 

久しぶりにストーンズの66年作「アフターマス」を聴いてみて思ったのは、「ストーンズってこんなにポップだったっけ?」ということだった。ザ・フーの「アンダー・マイ・サム」のカヴァーをきっかけにストーンズの60年代のアルバム(いわゆるデッカ/ロンドン時代)を一通り聴き直してみて改めて感じたのだけれど、僕にとってのストーンズっていうのはソングライター・コンビとしての「ジャガー=リチャーズ」の魅力なんである。レノン=マッカートニーがいわゆるブリル・ビルディングのソングライター・コンビたち(バカラック=デヴィッド、マン=ウェイル、ゴフィン=キング、バリー=グリニッチなど)と並び称されるべきポピュラー音楽の偉大な作曲家であることは衆目の一致するところだと思うが、このジャガー=リチャーズも同じように語られるべきだろう。

70年代に入ってアメリカのスワンプやサザン・ロックへの近接とともにストーンズは楽曲の良さを前面に押し出す、というよりは独特な演奏の「間」とグルーヴで聴かせるロック・バンドへと変貌していく訳だけれど、この世間一般認識で黄金期とされるいわゆる「70年代型ストーンズ」というのが僕にはどうもピンと来ないんですねえ。アルバムで言うと「ベガーズ・バンケット」以降ということになるけれど。以前山下達郎がビートルズについて「僕にとってのビートルズは初期の頃がすべて。『サージェント・ペパーズ』以降何がいいのかサッパリ分からなくなった」というようなことを語っていたけれど、自分にとってはまさにストーンズがそんな感じですねえ。60年代ストーンズのポップさというのは、もちろんプロデューサーのアンドリュー・ルーグ・オールダムのフィル・スペクター風味の味付けというのも大きいとは思うのだけど。

で、そんな訳で60年代ストーンズをおさらいしているときにちょうどタイミングよく雑誌「レコード・コレクターズ」誌で「ローリング・ストーンズ ベスト・ソングス100」なる企画をやっていたので早速購入して読んでみたのだが、何でなんだよ。何で僕の大好きな「The Singer Not The Song」が100位以内に入ってないんだよ(笑)。で、総合ランキングの元になった音楽ライター25人の個人ランキング・リストを眺めていたら一人だけ「The Singer Not The Song」を挙げていた人がいた。萩原健太サン(笑)。自分がこの曲を初めて聴いたのは実はアレックス・チルトンのカヴァー・ヴァージョンなんだが、そういえばチルトンのアルバムの国内盤の解説を書いていたのも健太サンだったっけ。健太サンも言い訳がましく(笑)書いておられる。「好きな曲は古いのばかり。現役バンドの聴き手としては(ストーンズの)あまりいい聴き手ではないと思います」と。自分も以前ニッキー・ホプキンス絡みで「ゼア・サタニック・マジェスティーズ」について書いた時に「ストーンズについては門外漢」と書いたけれど、70年代以降のストーンズが鬼門である、ということにはやはり後ろめたさを感じずにはいられないのです。

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