<< 「ゼアズ・アン・イノセント・フェイス」カート・ベッチャー | main | 「ブルー・マーブル」サジタリアス >>

スポンサーサイト

  • 2016.04.03 Sunday
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

一定期間更新がないため広告を表示しています


「プレゼント・テンス」サジタリアス

JUGEMテーマ:音楽
 

前にも書いたと思うけど、僕がミレニアムの「ビギン」というアルバムを通してカート・ベッチャーというミュージシャンの存在を知ったのは、大学に入学した年のことだから今からもう20年も前のことである。当時の僕はトッド・ラングレンとXTCとエルヴィス・コステロとランディ・ニューマンが大好きなヒネクレ者の少年(笑)だったので、それなりの洋楽についての音楽知識を持っているつもりではあった。しかし当時所属していた大学の音楽サークルの先輩に教えてもらったカート・ベッチャーというミュージシャンについては名前すら聞いたことがなかったこと、そしてその音楽=ミレニアムの「ビギン」があまりにも素晴らしかったことは衝撃とさえ言えるものだった。その「ビギン」の後に聴いたサジタリアスの「プレゼント・テンス」も、期待に違わぬ素晴らしいものだったのだけれど、アナログ盤の裏ジャケにクレジットされている名前に、僕は更に驚かされたのである。僕の大好きなビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンといくつものヒット曲を共作しているゲイリー・アッシャー、同じくビーチ・ボーイズのブルース・ジョンストン、ジム・ウェッブが書いた「恋はフェニックス」のヒットで知られるグレン・キャンベルなど、僕もよく知っている名前がなんでこんなところに(笑)、と。

サジタリアスというプロジェクトはカート・ベッチャーとゲイリー・アッシャーの2人による双頭プロジェクトなのだと思っていたのだけれど、実情はやや違ったようである。何でもカートによれば自分の作ったデモにゲイリーが音や声をかぶせただけで「一種の詐欺みたいなもの」ということらしい。後にリリースされたカートによる「プレゼント・テンス」収録曲のいくつかのデモ音源はサジタリアスのヴァージョンとほとんど相違のない完成されたもので、カートのこの証言が実証されたと言ってもいい。

1stシングルでもある「マイ・ワールド・フェル・ダウン」は「ファニー・ハウ・ラヴ・キャン・ビー」のヒットで知られるイギリスのグループ、アイヴィー・リーグ(こちらもビーチ・ボーイズの影響下にある)の曲のカヴァー。この曲のリード・ヴォーカルを執っているのがグレン・キャンベルで、サビのコーラスでタイトル部分を歌っているのがブルース・ジョンストンですね。これを聴きたいがために何度もこの曲だけリピートしてしまいます(笑)。ちなみにアイヴィー・リーグのリーダー、ジョン・カーターはその後ファースト・クラスというプロジェクトで「ビーチ・ベイビー」(90年代にバハ・メンのカヴァーで突如リバイバル・ヒットしたのに驚いた(笑))のヒット曲を生み出すことになる人。この辺はエジソン・ライトハウスやフライング・マシーン、ホワイト・プレインズなど英国バブルガム・ポップを好きな人には定番ですね。

日本盤の紙ジャケCDにはボーナス・トラックとしてゲイリーが発表したソロ作からのインスト曲が3曲収録されている。これはこれでマニアにとっては大変興味深いものではあるのだけれど(笑)、やはり9曲ものクオリティの高い未発表曲が収録されている米サンデイズド盤の方がおすすめ。

スポンサーサイト

  • 2016.04.03 Sunday
  • -
  • 23:58
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

コメント
ヒネクレといえば、先輩のテープに入ってた曲も、アーティストはメジャーなのに王道ソングは微妙に外してあったりして…類友(笑)

ビートルズリマスター盤が出て、民放がビートルズソングで賑やかだった昨日。
かれこれ20年近く前にラジオで耳にした「With a Little Help from my Friends」のカヴァー。誰が歌っているのか分からないまま月日は流れ、最近になってケニー・ランキンであったことが判明しました。AORでソフトな声で…というところで当時は(たぶん)マイケル・フランクスだろうと思って探していたのですが、見つからないわけですね。

そんなわけでケニー・ランキンばかり聴きながら、かの昔、ビートルズCDが発売になるときに、ジョージ・マーティンが「音が良すぎ(て当時の雰囲気が出ない)」とゴネ?て初期の4枚をモノラルで発売した話を思い出しました。

リマスターを、マーティンはどう感じているのでしょう。
…てかこの方もう83歳なんですね。

私は、ちょっと聴いてみたい気もしますが、まだアマゾンでポチっとできないでいます。

豊満ランドオーさんのプレイリスト、見てみたいです。
  • sentir
  • 2009/09/10 3:23 PM
盛り上がってますねえ、ビートルズ。
僕の感覚ではビートルズのCDはそんなに悪い音ではない、という記憶なので(笑)、リマスターそんなに必要なのかな?と。ビートルズのアルバムは半分くらいアナログ盤で所有してるのであやふやですが。前にブログに書きましたが、ビートルズの録音がいいのはジェフ・エメリックやアラン・パーソンズなどテクニカルな連中のおかげだと思っていたのですが、ジム・ウェッブやマハヴィシュヌ・オーケストラのジョージ・マーティンがプロデュースしたアルバムを聴くにつけ、実はマーティンの耳が良かったんじゃないか、と思うようになりました。「レット・イット・ビー」だけ音が悪いですがあれはモノラルにこだわり続けたフィル・スペクターの仕業ですし(笑)。

ケニー・ランキンは確かタワーかHMVのマイケル・フランクスのページで「同傾向のアーティスト」としてレコメンドされてたような(笑)。僕はこのひとをハーパース・ビザールの「コットン・キャンディ・サンドマン」のオリジネイターとして知ったのですが、ジム・ウェッブの書いた「She Moves,Eyes Follow」が好きです。個人的にはこの人も冬に聴きたいミュージシャンです。

プレイリスト、というとi podでしょうか?僕は根っからのものぐさなんで(笑)、そういうの作らずにいちいちホイールをぐりぐり回して探してます(笑)。ただ最初買った時に試しに1個だけ作ったのが残ってます。「Eric Woolfson」というタイトルで、アラン・パーソンズ・プロジェクトのエリックがリード・ヴォーカルの曲だけを集めたものです(笑)。
  • 豊満ランドオー
  • 2009/09/10 9:42 PM
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
profile
豊満ランドオー profilephoto
all time favorite
selected entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
recommend
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
sponsored links
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM