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「フィジカル・グラフィティ」レッド・ツェッペリン

JUGEMテーマ:音楽




前回の記事の補足。以前マーク=アーモンドのジョン・マークのソロの記事で「後のアラン・パーソンズ・プロジェクトはマーク=アーモンドの影響を受けているはずだ」と書いたが、今回のAPPの紙ジャケ・リイシューのライナーノーツに「エリック・ウルフソンはマリアンヌ・フェイスフルに曲を書いていた」とある。その記事にも書いたけどジョン・マークもマリアンヌ・フェイスフルのプロデュースをやっていた訳で、僕は全く知らなかったのだけれどやはりこの二組のアーティストは思わぬところで繋がっていたことになる。面白いですね。

今にして思えば僕が初めて変拍子の洗礼を受けたのはレッド・ツェッペリンの「ブラック・ドッグ」だったのかもしれない(笑)。ゼップは高校生の頃にまさしくロックの義務教育課程として(笑)、その「ブラック・ドッグ」が収録された4thアルバムまではひととおり聴いていたのだけれど、僕の中でのレッド・ツェッペリンというロック・バンドはそこで終わっていたのである。それから20年の歳月を経て「ヒプノシスのジャケを愛でたい」という偶然の動機から、5th「聖なる館」からラスト「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」までの紙ジャケ・リイシューSHM−CDを大人買いして(笑)聴いてみた訳なのだが。正直これほどまでのロックの歴史における偉大な諸作を聴かずして、僕はいったいロックの何をエラそうに語っていたのか?と、己の不明を恥じ入るばかりである。内心忸怩たる思いとはまさにこのことである。

なかんずくこの6thにあたる「フィジカル・グラフィティ」。2枚組というヴォリュームを全く感じさせずに最後まで一気に聴く者を圧倒する迫力。そのうえ収録曲の多くが過去のアルバムから漏れたいわゆる「ボツテイク」なのだと言うから驚きである。この時期レッド・ツェッペリンというロック・バンドがそのアーティストとしてのクリエイティヴィティのピークにあったことをうかがわせるエピソードである。月並みな言い方で恐縮だが「ロックのすべてがここにある」とでも言うべきか。実際その後のロック・ミュージックにこのアルバムからの引用が数多く見受けられるのは一聴瞭然である。

そういう意味では、まだロックの右も左も分からなかった高校生の頃にこのアルバムを聴くのではなくて、いい歳こいたオッサンになってしまった(笑)今になって、これまでの人生の中で様々な音楽を聴いてきた後になって、この「フィジカル・グラフィティ」を聴くというのも、それはそれで悪くはないような気もする。高校生のとき以来久しぶりに真剣に聴いてみたゼップだが思いのほかポップでキャッチーな印象。ゼップというバンドはとにかく「ジミー・ペイジのひらめきのリフ一発でつかみはOK」というバンドだと思い込んでいたのだけれど(笑)、もちろんそれだけではない。高校生の頃には重かったブルーズもこの歳になって聴くと胸に染みたりもして(笑)。

例えば日本ではJポップのバンド、B’zさんの「BAD COMMUNICATION」という名前の曲として知られている(笑)「トランプルド・アンダー・フット」なんかは、言われているようにドゥービー・ブラザーズの「ロング・トレイン・ランニング」からの引用であるのは明らかだろう。「ダウン・バイ・ザ・シーサイド」はまんまニール・ヤングだし。そんな風に「ハード・ロックの始祖」とまで言われるオリジナルなバンドが「無邪気」と言ってもいいくらい自分達の好む音楽への憧憬というかリスペクトを表明しているのが面白いと思う。ブルーズやトラッドなどへのしつこいくらいの執着とかもね。

で、ラスト・アルバムの「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」なんかを聴いていると、ジョン・ポール・ジョーンズという人物がこのバンドの中で果たしていた音楽的な役割に興味が湧いたのである。ライナーノーツを読むと過去には僕の大好きな10ccのグラハム・グールドマンと仕事をしていた、とある。かの偉大なハードロック・バンドのベーシストが「アイム・ノット・イン・ラヴ」の10ccと、などと考えると意外な気もするが、そもそもジミー・ペイジがゼップの前に在籍していたバンド、ヤードバーズの最大のヒット曲「フォー・ユア・ラヴ」の作曲者がグラハム・グールドマンだった訳で、関連はあった訳である。ライナーノーツにはもうひとつ意外なことが書かれていて、かのローリング・ストーンズの名曲「シーズ・ア・レインボウ」でストリングス・アレンジを手がけていたのがジョン・ポール・ジョーンズだという。そこで「シーズ〜」が収録されているローリング・ストーンズのアルバム「ゼア・サタニック・マジェスティーズ・リクエスト」を聴いてみたのですが・・・。そこで僕はまたしても不思議なセーレンディップの導きにより運命の出会いをしてしまった訳です。その話はまた次回。しかしこの歳になってレッド・ツェッペリンだのローリング・ストーンズだの「ロックの義務教育課程」の未履修が次々と判明しております(笑)。プログレ未履修どころの騒ぎではないね(笑)。

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