<< 「ムーギー供廛沺璽・”ムーギー”クリングマン | main | 「フィジカル・グラフィティ」レッド・ツェッペリン >>

スポンサーサイト

  • 2016.04.03 Sunday
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

一定期間更新がないため広告を表示しています


「アイ・イン・ザ・スカイ」アラン・パーソンズ・プロジェクト

JUGEMテーマ:音楽




今まで眞鍋かをりが座っていたはずの席に、いつの間にか優木まおみが座りかけているのが最近ちょっと気になる豊満ランドオーです(笑)。

アラン・パーソンズ・プロジェクト(以下APP)というといつも思い出すのは、アイドル全盛時代のその昔「明星」というアイドル雑誌があって(懐かしいね)、当時のアイドルたちがよく聴いているアルバムの特集記事が載っていたことがあった。多くのアイドルは当時流行っていたマイケル・ジャクソンの「スリラー」やワム!の「メイク・イット・ビッグ」や大滝詠一の「イーチ・タイム」なんかを挙げていたのだけれど(時代、ですね)、その中で中森明菜や小泉今日子をはじめ何人かのアイドルが挙げていたのがAPPのベスト盤だった。まあ何というか「女の子ウケ」しそうな音楽ではある(笑)。

確かに「ドント・アンサー・ミー」や「アイ・イン・ザ・スカイ」などAPPの代表曲の多くは耳あたりの良いポップ・ソングなのだけれど、アラン・パーソンズ自身が「ピンク・フロイドの「狂気」について訊かれなかったインタビューはない(笑)」と語っているように、あの歴史的なアルバムのエンジニアとして世に名前を知られるようになった人物らしく、初期の頃にはかなりプログレ寄りの音作りをしていた。僕は個人的にピンク・フロイドから堅苦しい理屈を取っ払ってファンタジーをまぶしたのがキャメルだと思っているのだけれど(笑)、そこに甘いシュガーコーティングを施したのがAPPとでも言うべきか(笑)。まあコアなプログレ・マニアにとってはAPPなんか全然プログレではないんだろうけどね。

そんな風にAPPを聴くきっかけは「'80年代AORポップスのヒットメイカー」だったり「あの『狂気』のエンジニアが作ったプログレ・プロジェクト」だったり、というのがほとんどでしょうね。僕のように、愛すべきビートルズ直系パワー・ポップ・バンドのパイロットのメンバーがレギュラー・メンバーとして参加しているから、とか、これも愛すべき「ワンマン・ビーチ・ボーイズ」クリス・レインボウが準メンバーとして多くの曲でリード・ヴォーカルを執っているから、という人間はごく少数派なのでしょう(笑)。僕も大好きな元ゾンビーズのコリン・ブランストーンが参加しているから、と言う人は結構多いかもしれない。そう言えば先述のキャメルの80年代のアルバムにはパイロットのメンバーやクリス・レインボウがゲスト参加しているのですよね。これもまた何かのセレンディピティ(笑)。

僕がピンク・フロイドの「狂気」を初めて聴いたときにまずビックリしたのは、70年代初期の録音とは思えない、まるで古さを感じさせない「音の良さ」だった。それはアラン・パーソンズが関わったもうひとつの歴史的な仕事であるビートルズの「アビイ・ロード」にも同じことが言える。他にも僕が好きなところではアル・スチュアートの一連の作品やロイ・ウッドの初ソロ「ボウルダーズ」、先述のパイロットの1stアルバムなど、この人がプロデュースしたアルバムはとにかく音がいい。非常に現代的な「いい耳」を持ったエンジニアだったのだと思う。

APPの大きな魅力のひとつは「ドント・アンサー・ミー」を始めとする彼らのヒット曲の多くでリード・ヴォーカルを執っているAPPのメイン・コンポーザー=エリック・ウルフソンの声なんですよね。甘くて優しくて繊細でソフト。まあ単純に僕の好み、ってだけですが(笑)。ちょうど僕が高校生のときにあのAPPの新曲「ライムライト」がリリースされる、と知って早速FMラジオでエア・チェックしたのだけど、聴こえてきたのは僕の期待していたあの優しいヴォーカルではなくて何だか随分しわ枯れた野太い声だったのでがっかりした覚えがある(笑)。しかしそれから20年以上の時を経て、その「しわ枯れた野太い声」の持ち主=ゲイリー・ブルッカーがかつて在籍していたバンド、プロコル・ハルムは僕にとってかけがえのないバンドになっている訳だから、人生というのは何というセレンディピティの繰り返しなのでしょうか(笑)。

昨年リリースされたAPPの紙ジャケ・リイシューにはファンにとっては萌える(笑)ボーナス・トラックが数多く収録されているのだけれど、この代表作である「アイ・イン・ザ・スカイ」には名曲「オールド・アンド・ワイズ」のエリック・ウルフソンのヴォーカルによるデモ・ヴァージョンなんていう「萌え死に」しそうな(笑)ボーナス・トラックが収録されている。もちろんオリジナル・ヴァージョンであるコリン・ブランストーンの、彼のキャリアの中でも最高のパフォーマンスのひとつと言っていい名唱も素晴らしいのだけれど、実は僕はこの曲のエリックのヴォーカルによるヴァージョンも聴きたかったので。惜しむらくはデモ・ヴァージョンゆえにメル・コリンズの泣けるサックスが入ってないことなんだけど、エリックの声を聴けただけでもありがたい。

あとこのアルバムのベスト・トラックは「静寂と私」。彼らの代表曲「アンモニア・アヴェニュー」と同タイプの、彼らのアルバムに必ず1曲は用意されているクラシックなピアノ弾き語りのバラード。もちろんヴォーカルはエリックである。

で、このAPPの一連の紙ジャケ・リイシューを手にして、「ああ、やっぱりヒプノシスのジャケはいいなあ」と思って、APPのちょっと前にリリースされていたレッド・ツェッペリンの紙ジャケ・リイシューも購入したのだった。そしてそれがまた新たなセレンディピティの始まりでもあったのだけれど、その話はまた次回以降に。

スポンサーサイト

  • 2016.04.03 Sunday
  • -
  • 12:08
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

コメント
管理者の承認待ちコメントです。
  • -
  • 2018/03/29 2:27 PM
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
profile
豊満ランドオー profilephoto
all time favorite
selected entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
recommend
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
sponsored links
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM