<< エリオット・スミス「ニュー・ムーン」 | main | トラヴェリング・ウィルベリーズ「コレクション」 >>

スポンサーサイト

  • 2016.04.03 Sunday
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

一定期間更新がないため広告を表示しています


ジュビリー、歓びとは

夜中にふと目が覚めるので、どうして目が覚めたのだろう?と不思議に思うと、枕が濡れている。泣いていたのだ。何か悪い夢を見たという訳でもなく、ただ泣いていて、幼い頃に母親に連れられて行ったデパートで迷子になってしまって泣きじゃくっていた時と同じような、鼻の奥の方がジーンと痛い感じだけが残っている。

僕は普段からあまり感情というものを表に出さない人間なのだけれど、おそらく人間は誰しも感情を吐露する機会が必要なのだろう。僕の場合は普段日常生活においてそれが為されないので、睡眠中にこういうことが起こるのかもしれない。以前はこんな風に泣きながら目が覚めることは数ヶ月に1回くらいしかなかったのだけれど、最近では二週間に一度くらいはこういうことがある。

ジム・ウェッブ(彼については何度もブログ内で書いたはずなので興味のある方は検索して頂きたい。たぶん「ジム」とも「ジミー」とも書いたりしてるので「ウェッブ」でお願いします(笑))が書いた曲に「Crying In My Sleep」という曲があって、そんな風に泣きながら目が覚める度にこの曲のことを思い出す。

「目が覚めたら泣いていた/僕は君の枕に向かって話しかけていたんだ/そして君の手に触れようとしてナイトスタンドの電話を落としてしまった/交換手が言う/『ご用件は?』/『いや、別に用事はないんだ。こんな夜中に。ただちょっと悪い夢を見ただけなんだ』」

英語の元の詞ではちょっと洒落が利いていて、「May I "help" you please?」という慣用句の質問に対して、「No thanks,baby,tonight there ain't no "help" for me」と答えている。「こんな夜には僕に「Help」なんかないよ」という意味でもあるのだけど、僕の拙い英語力(というか「日本語力」か)ではこの訳が精一杯だなあ。

うつ、と言うと本当に病気で悩んでいる人に叱られるだろうけれど、何事にも意欲というものが湧いてこないのはいったいどうしたものだろう。それはただ単にお盆という鎮魂の時節柄、考えが及んでしまっただけなのかもしれないが、今ここで自分が死んでしまったとしたら自分の人生というものは、いったいどういうものだったのだろう?などとふと考え込んでしまったりする。「我が人生に悔いなし」というと聞こえはいいけど、今もし自分がいなくなったとしても路頭に迷う妻子がいる訳でもなし(笑)、親孝行を全然できなかったのは心残りだけれど、これについては親にはその分あの世で親孝行するから、と言ってある(笑)。たった一つだけ心残りがあるとすれば、とうとう中日ドラゴンズの日本一を見ることが出来なかったことくらいなんだけれど(笑)、そもそも中日ドラゴンズは52年間も日本一になっていない訳だからこれは僕だけではなく数多くのドラゴンズ・ファンが抱える無念でもある。

こんな風にダウンな気持ちのときに、先回書いたくるりの「ジュビリー」の歌詞は胸に響いた。6年前、彼らは「ワンダーフォーゲル」という曲でこんな風に歌った。

「ハローもグッバイもサンキューも言わなくなって/こんなにもすれ違ってそれぞれ歩いてゆく」

そして今、彼らはこう歌う。

「Jubilee/歓びとは/誰かが去るかなしみを/胸に抱きながらあふれた/一粒の雫なんだろう」

以前ブログで「僕の人生のテーマは『贖罪』である」と書いたけれど、この歌のタイトルにもなっている「ジュビリー」という言葉の意味をいろいろと調べるほどに、僕はこの歌のことが好きになっていった。

そんな訳で、こういう時こそブログ書いてみよう、と。書きたいことがあるからブログを書く、というんじゃなくて、とにかくみっともなくたって何だっていいからブログ書くとこから始めよう、と。しばらくはお見苦しい点が多々あるかと思いますがお許しを。

スポンサーサイト

  • 2016.04.03 Sunday
  • -
  • 23:55
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

コメント
じゃんじゃん、書いてくださいな。
もっともっと吐いちゃってくださいな。
豊満ランドオーさんの言葉、楽しみに待ってました。

私も書きたいことなんて別にないんですよね(苦笑)。
ここまで長く続けてると。
だけど書いちゃうんですよね。
いつからか自分のブログは日記というよりも自分の遺書というか、
足跡って感じに思えてきましてダラダラと続けてます。
時々感情が入り過ぎた時は泣きながら書いたりってのもあるし。
これからもちょくちょく覗きに来ますよ。
  • 2007/08/21 1:08 AM
祥さん、ごぶさたです。

>自分のブログは日記というよりも自分の遺書
ですねえ。何か大袈裟な言い方かもしれないけど、自分という人間が生きていた「証」というのか。もしほんとに死んじゃったらジュゲムは何ヶ月か後にこのブログを機械的かつ冷徹に削除しちゃうんだろうけど(笑)。

前に祥さんとこで確か思い入れの深いミュージシャンについては簡単に書けない、ってコメントしたときに祥さんが「でも思いを書き尽くすことなんかできないので、結局好きだと叫び続けるしかない」という旨のことを書かれていて(今確認しました。トッドの「未来から来たトッド」の記事のコメントですね)、それがすごく記憶に残ってたんですよ。色々あってちょっとブログ休止してたけど、また書いてみよう、と思ったきっかけはその祥さんの言葉の記憶なんです。それがモチベーションになって今回の記事を書いたんです。祥さんには感謝の気持ちしかありません。

僕もそちらに伺うかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。
  • 豊満ランドオー
  • 2007/08/21 8:12 PM
PS:祥さんとこの昨日のトッドの記事にコメントしようとしたらエラーで書けなかったんで、こっちに書いときますね。「禁止キーワードが含まれています」って出たんですけど、何かお気に触る言葉あったかな?(笑)


祥さん、ごぶさたです。

あっちでコメントありがとうございました。

>ザッパの世界に通じるものがある
トッド自身もザッパに対するリスペクトを表明するコメントしてますね。それなりのミュージシャンでザッパをリスペクトしてないヤツなんていないでしょうが。僕はザッパのアルバムは4枚しか持ってないヘタレなんで(笑)偉そうなことは言えんのですが、世の中にはザッパのように演りたい、ザッパのようになりたいミュージシャンは山ほどいるでしょう。もちろんトッドもその一人。でも誰しもがザッパのように演れる(なれる)訳ではない。そういう「ザッパになりたいけどなれないミュージシャンが作った音楽」=「A Wizard, A True Star(魔法使いは真実のスター)」だと思うんです。そしてそれがたまらなく愛おしい(笑)。

>やっぱりラストの「JUST ONE VICTORY」がこのアルバムで私にとっての最強。この曲を聴くとどんな事でも乗り越えられそうな気持ちになる
ですねえ。24時間TVのエンディングで大合唱されても何の違和感もないくらい(笑)。ユートピアの「Love is the answer」なんかもそうだけど、こういうユニバーサルな世界愛を歌ったかと思うと、素直になれない男の極個人的なヒネクレラヴソングを歌ったりする。この振幅の激しさがトッドらしいんだけど(笑)。
  • 豊満ランドオー
  • 2007/08/21 9:42 PM
禁止キーワード削除しときましたのでいつでも書き込めますよ。
禁止IPのみの設定にしといたのでノープロブレムです。
いつでもいらしてくださいな(笑)。
  • 2007/08/25 2:29 AM
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
profile
豊満ランドオー profilephoto
all time favorite
selected entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
recommend
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
sponsored links
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM