スポンサーサイト

  • 2016.04.03 Sunday
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

一定期間更新がないため広告を表示しています


「アンダー・ザ・カヴァーズ Vol.2」マシュー・スウィート&スザンナ・ホフス


JUGEMテーマ:音楽

とうとうアレックス・チルトンもクリス・ベルとあの世でビッグ・スター再結成か。バックのサポート・メンバーにはジム・ディッキンソンがいて、エリオット・スミスもいて。以前ブログで「クリス・ベルのソロ作のデラックス・エディションを聴くまでは死ぬ訳にはいかない」と書いたけど、あの世も楽しそうだなあ(笑)。

などと、ようやく「アレックス・チルトンの死」という出来事を客観的に受け入れることができるようにまでなった。同じようにチルトンの死には胸を痛めたであろうビッグ・スター直系のパワー・ポップおたくマシュー・スウィートと元バングルスのスザンナ・ホフスの2人からなるユニット(その名もシド&スージー!)によるカヴァー・アルバム第2弾「アンダー・ザ・カヴァーズVol.2」には、もちろんそのビッグ・スターのカヴァー(「Back Of A Car」)も収録されている。バングルスはかのプリンス殿下のペンによる「マニック・マンデー」やサイモン&ガーファンクルのカヴァー「冬の散歩道」などをヒットさせた我々の世代には懐かしいガールズ・ポップ・バンドなのだが、そういう超メジャーなポップバンドがなんとかのビッグ・スターの名曲「セプテンバー・ガールズ」をカヴァーしていた、と知ってからは一目置かざるを得なくなった。その2人のコラボレーションによるカヴァー・アルバムなのだから、さもありなん、という選曲になっている。

内容についてはまあマシュー・スウィートのやることだから、原曲に忠実なカヴァーになっていて実に安心して聴くことができる。しかしこのカヴァー・アルバムを聴いていたら、途中からなぜだか涙がこぼれてきて仕方なかった。トッド・ラングレンの「ハロー・イッツ・ミー」のカヴァー。これがいけない。涙を誘うきっかけになったのはこの曲だ。なぜ涙がこぼれて仕方ないのか?その理由はおそらくここに収められたカヴァー曲のほとんどを、僕はちょうど洋楽を聴き始めた頃、すなわち16歳〜19歳くらいの、十代の終わり頃に聴いていたからかもしれない。ラズベリーズの「ゴー・オール・ザ・ウェイ」もフリートウッド・マックの「セカンド・ハンド・ニュース」も、デレク&ザ・ドミノスの「ベル・ボトム・ブルース」もリトル・フィートの「ウィリン」も、ブレッドの「エブリシング・アイ・オウン」もブリンズレイ・シュワルツ(というかニック・ロウ)の「ピース・ラヴ・&アンダースタンディング」もモット・ザ・フープル(というかデヴィッド・ボウイ)の「すべての若き野郎ども」も、みんな高校生か大学生の初め頃によく聴いていた曲なのである(最近になってから聴いたのはイエスの「アイブ・シーン・オール・グッド・ピ−プル」くらい(笑))。

ノスタルジア、というのとも少し違う気もする。つまりは一言で言うならば、いつも言うことなのだけれど(笑)、年を取ってしまった、ということなのだろう。

この2人によるカヴァー企画の第3弾のリリース予定があるのだとしたら、ぜひともオリビア・ニュートン・ジョンwithE.L.O.の「ザナドゥ」のカヴァーをリクエストさせて頂きたい。

Take Care


JUGEMテーマ:音楽

その知らせを聞いてから何日か経ったのだけれど、どうもピンとこない。ピンとこない、と思うことで気を紛らわせているのかもしれないがよくわからない。

それはあまりに長い間アレックス・チルトンの音楽が僕のそばにあったからかもしれない(僕が彼の音楽に初めて巡り会ったのはもう20年以上も前のことだ)。 他のミュージシャンではこういう思いにはならなかった。

以前の記事で僕は「ビッグ・スターの2ndと3rdの生と死の対比には、そのあまりの鮮やかさにめまいがする」と書いたのだけれど、3rdの最後の曲で彼はこんな言葉を残して去っていく。

「じゃあね/どうか元気で/お別れのようにも聞こえるけれど/ある意味そうかもしれない/僕は君のそばを離れていくのだから/じゃあもう行くよ」

Take Care/Big Star:

それからこれも以前書いたけど、こういう美しい曲は、この人にしか書けない。

The EMI Song(Smile For Me)/Alex Chilton:


94年に再結成ビッグ・スターとして来日した時に、クラブ・クアトロにライヴを見に行った。その時、開演前に一般客用のバーカウンターにフラッと出てきて、ファンに囲まれて酒を飲んでいたアレックス・チルトンの姿を、今でもよく覚えている。

93年にリリースされたアコースティック・ギターの弾き語りによるアルバム「クリシェ」は僕の大好きなアルバムなのだけれど、今はちょっと聴きたくない。

「Thank You Friends:The Ardent Records Story」

JUGEMテーマ:音楽


前回書いたビッグ・スターのボックスリリース以来、彼らが残した3枚のアルバムをまた繰り返し聴いているのだけれど、ちょうど20年前にめぐり会ってよく聴いていたアルバムを、今になってこうしてあの頃と同じように(あるいはそれ以上に)聴いているのだから、なんだか不思議なものである。しかしそれにしても2ndと3rdの生と死の対比には、そのあまりの鮮やかさにめまいがするほどである。20年前には僕もまだ若かったので(笑)3rdより2ndの方を好んで聴いていたが、この年にもなると(笑)3rdの音の方が胸にせまる。この3rdの持つ音楽性にはストーンズの「ワイルド・ホーシズ」でピアノを弾いていたというプロデューサー、ジム・ディッキンソンの貢献度が大きいのだろう。

前回触れた100ページにも及ぶ読み応えあるブックレットは、ビッグ・スターが所属したアーデント・レコードの創始者であるジョン・フライのメッセージで始まる。

「1968年のある日、私がオフィスに入るとまだ10代そこそこと思える若者が、ブーツを履いた脚を机の上に投げ出して、タバコをくわえて私の椅子に座っていた。それがクリス・ベルだった」
「(2008年のビッグ・スターのイギリスでのライヴの際)私は会場近くのインド料理店で友人と食事をしていたんだ。隣のテーブルには10代の女の子とその両親と思しき家族が座っていた。しばらくしてその父親が私に近づいてきて訊いた。『すみません。お話が聞こえてきたのですがあなたたたちはビッグ・スターのことをしゃべってましたよね?私たちもこのライヴを見に来たんですよ。家族全員ビッグ・スターの大ファンなんです。彼らのことを何かご存知なんですか?』私は答えた。『ええ、まあ少しだけ』」

音楽評論家のロバート・ゴードンは「知れば知るほど分からなくなる」と題した記事を寄せている。

「(2ndアルバムには)『セプテンバー・ガールズ』という珠玉の逸品が収録されている。パワーポップの代表曲と言ってもいいだろう。晴れた日ならいつでもいい、『セプテンバー・ガールズ』をかけてみるといい。歓喜の歌は君に笑顔をもたらすことだろう」

「偉大なる聖戦:ビッグ・スター・カルトの誕生」と題した記事の冒頭で音楽評論家のボブ・メーヤーは言う。

「彼らが語るとき、その言葉は信者の熱き言葉である。そこには恍惚があり、聖戦があり、福音がある。世界に広まる前に己の信心を教義に注いだ初期のキリスト教徒にも似ている。それがビッグ・スターのファンであった」

同じ記事の中にはdB'sのピーター・ホルサップルやR.E.M.のピーター・バックら「ビッグ・スター教団の信者」のコメントがあるのだけれど、ピーター・ホルサップルの語るエピソードが面白い。

「個人的にはビッグ・スターは僕にとってのリトマス試験紙だったんだ。実際よく2nd『レイディオ・シティ』でガールフレンドにテストしたものだよ。ある女の子は『レイディオ・シティ』を聴いてこう言ったよ。『アメリカ(『名前のない馬』のヒットで知られるバンド)に似てるわね。ちょっと声が高すぎるけど』。もちろん速攻で彼女を追い返したよ(笑)」

記事の最後はビッグ・スターのオリジナル・メンバーでありドラマーのジョディ・スティーヴンスのコメントで締められている。

「ここ数年で多くの人たちがビッグ・スターを認知してくれて愛してくれたことは、ビッグ・スターに対する『残念賞』みたいなものだと思うんだ。とてもいい意味でね」とジョディは語る。「確かにあの頃これくらいブレイクしてたらよかったのに、とは思うよ。でもね、30年以上も経った今、こうしてビッグ・スターはライヴ活動を続けていて、我々の音楽は映画のサウンドトラックに使われたりして、若い人たちが今なおビッグ・スターのレコードを見つけて興奮している。それを『成功』と言わずして何と言うのか、ってね」

気になるのはやはり、というか案の定というか、ブックレットに肝心のアレックス・チルトンご本尊によるコメントが一切ないこと(笑)。ビッグ・スターの商業的な失敗をめぐるアーデント・レコード〜ジョン・フライとの確執は未だに続いているんでしょうかねえ。何でも3rdに収録された「Downs」という奇妙で不可解でふざけたアレンジ(笑)の楽曲は、この曲のデモを聴いたジョン・フライが「いい曲だ」と言ったのでそれに対する反発心からああいうふざけたアレンジに破壊されたそうで(壊れる前のデモ・ヴァージョンはこのボックス・セットで聴くことができる)。

前回書いたけどクリス・ベルによるビッグ・スターの前身バンド・アイスウォーターの「All I See Is You」は本当に名曲である。僕はかねてからクリス・ベルの音楽にビッグ・スターと同じパワーポップの代表格でアップル・レコードのビートルズの弟分であるバッドフィンガーとの共通性を見出さずにはいられない(両者ともビートルズではポールやジョンというよりはジョージが持つもの哀しげなポップセンスに近い)のだけど、この曲なんかもバッドフィンガーの「マジック・クリスチャン・ミュージック」のアウトテイクだ、と言われても全く違和感がないくらいである(実際ビッグ・スターはバッドフィンガーの全米ツアーのオープニング・アクトを務めている)。その音楽性のみならず商業的な失敗の後、非業の死を遂げてしまう(クリス・ベルは交通事故死、バッドフィンガーはメンバー2人が自殺)バイオグラフィーも奇妙に似ている。

惜しむらくはせっかくこれだけのレア・トラックスを収録するのであれば、アレックス・チルトンのあまりに美しすぎる未発表ソロ曲「The EMI Song(Smile For Me)」は外してほしくなかったな、ということ。この曲はアレックス・チルトンの未発表音源集「1970」が初出なのだけれど、これは既に廃盤で入手困難なので、興味のある方は去年リリースされた「Thank You Friends:The Ardent Records Story」というアーデント・レコードのオムニバス盤で聴くことができます。2枚組で少々お高いですが、先のアイスウォーターの「All I See Is You」も収録されており、この2曲だけでも買ってよかったと思えます(笑)。さらには1分足らずの収録時間ではあるけど、僕のようなビーチ・ボーイズ・マニアなら悶え死に必至の(笑)アレックス・チルトンによる「Don't Worry Baby」のカヴァーなんてものまで収録されているからお買い得。

「Keep An Eye On The Sky」ビッグ・スター

JUGEMテーマ:音楽
 

先月リリースされたリマスター、ボックスと言えば巷ではビートルズで盛り上がっていたけど、我々ビッグ・スター・マニアは完全にこっちでしたね。以前ブログで中日ドラゴンズの日本一を見ることができたのでもういつ死んでも構わない、と書いたけど、このボックス・セットがリリースされるというニュースを聞いてからと言うもの、これを聴くまでは死ねないな、と思ったくらいで(笑)。

しかしさすがはライノ。やってくれる。何よりアーティストに対する愛情が感じられるボックスになっているのがいい。まさに「愛蔵版」と言うべきか。一応ビッグ・スターが残した3枚のアルバムの全ての曲がそのままの曲順で収録(一部ミックス違いを含む)されているので、初心者でもアーティストの歴史を俯瞰できるベスト盤(というかコンプリート盤)の趣もあるのだけれど、初心者がいきなり一万円近くもする4枚組のボックスに手を出すとも思えないので(笑)、やはりマニア向けのアイテムということになるのだろう。普通ボックスというと複数のCDを収納できるように縦に細長い長方形の箱型タイプが多いのだけれど、あれはCDラックに収納しにくいし、何よりデザインが悪い(昔の8cmCDシングルの醜悪な細長いパッケージを思い出す)。今回のこのボックスは7インチのアナログ盤のサイズで、ゲート・フォールド・スリーヴに4枚のCDが収納されている、というもの。この装丁はまさに目からウロコで、レコード・コレクターにとっては馴染み深くて愛着のあるサイズだし、何よりCDラックに収納しやすくていい。

100ページにも及ぶブックレットもレア写真が満載で読み応えタップリである。学生の頃に英語の勉強をしていて良かった、とつくづく思う(笑)。

さて肝心の音源の方だが、デモ・ヴァージョンやミックス違い、貴重なライヴ音源などマニアなら萌えない訳がない(笑)音源が多数収録されているのだけれど、クリス・ベルがビッグ・スター結成前に組んでいたバンド・アイスウォーターやロックシティの曲なんかはアーデント・レコードのオムニバス盤で既発表のもので、熱心なファンなら既に聴いているだろうし、完全な未発表曲というのは少ない。それでもアイスウォーターのdisc1-2「All I See Is You」はここで初めてこの曲を聴く人にはこれだけでもこのボックスを買った価値がある、と思わせるくらいの名曲だろうし、disc1-23「Country Morn」は1stに収録の「Watch The Sunrise」の歌詞違いヴァージョンなのだけど、オリジナル・ヴァージョンではアレックス・チルトンのヴォーカルだったものがクリス・ベルのヴォーカルになっていて興味深い。逆にクリス・ベルのソロ・アルバム収録曲として馴染み深いdisc1-24「I Got Kinda Lost」やdisc2-1「There Was A Light」はクリス脱退後の2ndアルバム「Radio City」のデモとしてアレックス・チルトンがヴォーカルを執っているもので、これまた新たな発見と言える(この2曲はdisc4のライヴ(クリスは不在)でも演奏されている)。

disc4のライヴ音源には、Tレックスやキンクスのいかにもなカヴァーの他にちょっと意外なトッド・ラングレンの「S.L.U.T」のカヴァーも収録されている。この曲は91年のポウジーズとの再結成ライヴ盤でも演奏されていて、当時はポウジーズの2人の趣味かな?と思っていたのだけれど、ビッグ・スターの古くからのレパートリーだったのですね。知らなかった。

ビッグ・スターというバンドはカルト・ヒーローでありパワーポップ・イコンであるアレックス・チルトンが率いたバンドである。その一般認識に間違いはないだろう。2ndが持つ生命力漲る力強さと、3rdが持つその対極としての(あるいはそれが内包する)あまりに美しすぎるデカダンスは、アレックス・チルトンの持つカリズマ性に他ならない。しかしそれゆえ、こうしてこのボックスセットを聴くにつけ浮き彫りになるのは1stの持つピュアネスである。何とも威勢のいい名前を持つバンド(ビッグ・スター)がリリースした何とも威勢のいいタイトルのデビュー・アルバム(No.1レコード)は、実際に聴いてみればそれがはったりではないことが分かる。そしてそこにあるのはクリス・ベルというミュージシャンの存在感の大きさである。

このボックスセットの後にはクリス・ベルのソロ作「I Am The Cosmos」の同じく未発表曲などを収録したデラックス・エディションがリリースされるという。まだまだ死ぬ訳にはいかないのである(笑)。

ビッグ・スター「No.1レコード/レイディオ・シティ」



僕が「アレックス・チルトン」というアーティストの名前を知ったのは大学に入学した年のことだから1989年のことだ。以前ブログに書いた当時所属していた音楽サークルの先輩たちが教えてくれたのがそのアレックス・チルトン率いるビッグ・スターの「サード・アルバム」だった。当時の先輩たちが好んで聴いていた音楽はルー・リード、タイニー・ティム、キャプテン・ビーフハート、フランク・ザッパ、ジョナサン・リッチマン、ダニエル・ジョンストンなどドラッグからの影響が色濃いアングラでアヴァンギャルドでエキセントリックでダウンでアシッドな音楽だった。そういう文脈で聴いたビッグ・スターの「サード」は、今以上に3分間のポップソング好きだった当時の僕には全くもって理解に苦しむ音楽だった(笑)。「Jesus Christ」など一部にキャッチーなメロディの曲もあったのだが、そのほとんどが眠くなったり苛立たったり(「悪ふざけ」にすら聞こえた)するようなものだった。

そんなある日、サークルの部室で先輩が聴いていた曲に僕はつい耳を奪われてしまった。「何ですか?これ」「ビッグ・スターの『September Gurls』。お前苦手なんだよな(笑)」「これがあのビッグ・スターの曲ですか?イメージ全然違う。すごいいい曲じゃないですか!」その日のうちに僕は外盤屋に行ってビッグ・スターの1st「No.1レコード」と2nd「レイディオ・シティ」の2in1CDを購入し、その内容のあまりの素晴らしさと先に聴いていた「サード」との音楽性の違いに引っくり返ってしまったのだった。

89年当時にもREMやリプレイスメンツ、オレンジ・ジュースやディス・モータル・コイルなどオルタナテイヴ、カレッジ系の若いバンドでアレックス・チルトン〜ビッグ・スターにリスペクトを表明していたバンドはいたのだけれど、彼ら自身の音楽性そのものはあまりビッグ・スターの影響は見られないもので、やはりビッグ・スター再評価の契機となったのはその後に登場したティーンエイジ・ファンクラブ(傑作「バンドワゴネスク」はほとんどもろアレックス・チルトンの節回しで「モノマネか」って曲もある)やポウジーズ(のちにアレックス・チルトンとビッグ・スターを再結成することになるバンド)、ジゴロ・アンツやマシュー・スウィートなどの「90年代パワー・ポップ」系のアーティストによるところが大きいだろう。

ビッグ・スターの2nd「レイディオ・シティ」に収録された「September Gurls」はバッドフィンガー「嵐の恋」やラズベリーズ「Go All The Way」、パイロット「January」と並ぶパワー・ポップの歴史に残る名曲。

参考までに過去に僕がブログで書いたアレックス・チルトンについての記事を貼っておきます↓

アレックス・チルトンについて

故エリオット・スミスの「サーティーン」のカヴァーはその後リリースされた「Thumbsucker」という映画のサントラで聴くことができました。泣けるねえ。

ビッグ・スターの1st「No.1レコード」(電飾のジャケットが今やパワーポップの代名詞というくらい有名らしい)は、双頭バンドであるビッグ・スターのもう一方の人物クリス・ベルの存在が大きなアルバムである。彼は1stアルバムのみでビッグ・スターを脱退してしまった為、2nd「レイディオ・シティ」と聴き比べると彼の存在の大きさが分かる。クリス・ベルが残した唯一のソロ・アルバム「I Am The Cosmos」は、彼が交通事故で亡くなる直前に録音されたというボーナス・トラックも含めて、涙なしでは聴けない名作なのだがこのアルバムについては、またの機会に。

メリー・クリスマス。

クリスマスですね。つい「アイル・ハヴァ・ブル〜・クリスマス・ウィザウト・ユ〜」と口ずさんでしまいますが、クリスマスに聴くレコードと言えばその「ブルー・クリスマス」も収録されているビーチ・ボーイズの「クリスマス・アルバム」が我が家の定番です。もちろん御大・山下達郎の「シーズンズ・グリーティングズ」もいい。

他に個人的に欠かせないのが、アレックス・チルトンの「クリシェ」。「クリスマス・ソング」(そう言えば竹内”聖母”まりや様もこの曲カバーしてたな)が入ってるからだが、アコギ1本の弾き語りによるブルージー&ジャジーな歌を聴いてると「ケッ、女が何だよ」という気分になってきて精神衛生上よい。ホント、カッコイイ。

あとは元モダン・フォーク・カルテットのジェリー・イエスターが夫婦でやっていたユニット「ヘンスキー&イエスター」の「フェアウェル・アルデバラン」。クリスマスにちなんだアルバムではないが「セント・ニコラス(=サンタクロース)・ホール」なんて曲もあるし、教会音楽さえ想起させる静ひつはこの時期にはピッタリだ。この夫婦のもう1枚のアルバム「ローズバド」ももちろんいい(僕がロゼカラーの仔の名前がローズバドだと聞いて最初に思い出したのがこのレコードのことである)。

さて、昨日の有馬記念について色んなとこで色んなことが言われてるが、無論僕もショックではあった。でも今日にはもう何事もなかったかのように「名古屋グランプリ」を見てたし(ミツアキサイレンスおめでとう。豊ハギノハイグレイドもあれは展開のアヤで乗り違いではない)、住之江の山崎智也フライング返還に一喜一憂してたりする自分がいる。既に気持ちは東京大賞典と金杯だ。

ひとつだけ言うべきことがあるとすれば、やはり中山の馬場が妙な内伸び馬場になっていたこと。例えばマイル(確かに内枠有利なコースだが)では今開催行われた13レース中、何と半分近い6レースで馬番1番枠の馬が連絡みしていた。Mの今井師は再三「テイエムが負けるのは、内伸び馬場で内枠の馬に足をすくわれた時」と言っていたが、まさにそのとおりだった訳である。

以下続く。

profile
豊満ランドオー profilephoto
all time favorite
selected entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
recommend
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
sponsored links
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM